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ついに買ってしまった... 「アローエンブレム グランプリの鷹」のDVD BOX [モータースポーツ]

 このたび思うところあって、ずーっと買うか買うまいかと迷っていた「アローエンブレム グランプリの鷹」のDVD-BOXを購入しました。

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 昔(2005年くらい)、大垣のブックオフに置いてあったのを、さんざん悩んだ挙句に買わなくて後悔してたんですが、いざ買おうとなると定価の2倍くらいになってたので断念。 最近ようやく定価割れをして適正価格に戻ってきたのですが、やっぱりきっかけは この人のことがあったからですね。

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 鷹也の師匠、謎の覆面レーサーこと ”ニック・ラムダ”。 鷹也が読んでたモータースポーツ誌には”ラウダ”って書いてあるのを確認できます。 当時は肖像権とか緩かったけど、やっぱまずいと直前に変更したんでしょうねぇ。

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 BOX 1の背表紙にはF1の”轟スペシャルT1”、BOX 2には”F0”の”サムライ”が描かれています。 この作品の本放送があった77年ころは、ちょうど”スーパーカーブーム”の真っただ中にF1の日本初開催が重なって、本作のほかにも「激走 ルーベンカイザー」、「マシン ハヤブサ」などのスーパーカー+レースもののアニメが多く製作されましたが、一番成功したのが、リアルと虚構のバランスが絶妙だった本作でした。

 さて、轟スペシャルは ご覧のとおり、前4輪/後4輪の8輪車です。 タイヤの数と速さは比例すると真剣に考えられていたんですねぇ。 この当時のF1は、ロータスのグランドエフェクト=”ウイングカー”コンセプト、フェラーリの横置きギアボックスに代表される重量物のセンター配置、そしてワイドトレッド+ロングホイールベース化など、現在のF1に受け継がれるコンセプトが続々と生み出されていたんですが、タイヤの数の方がわかりやすいよな、そりゃ。

 本作は8輪車という奇抜なコンセプトだけではなく、F1の1シーズンの間に前2軸4輪+後1軸ダブルタイヤ4輪のT1、ディジョンのフランスGPのプラクティス中にバックフリップ・クラッシュを経験した後、日本に帰国する時に見た航空機のフラップにヒントを得て決勝までにウイングを可変化改造したT2(実は当時でもレギュレーション違反)、高速サーキット対策に後ろを2軸4輪としたT3の登場といったマシンの強化改造(まるでSVE並みの驚異の開発力)があったり、F1だけでなく、モンテカルロラリーやルマン、サファリラリーにまで挑戦し、モータースポーツの魅力満載の豪華仕様となっています。 またレースには金が必要とか、政治がものを言うということも包み隠さず示しており、スーパーカーブームの子供ファンだけにとどまらず、コアなモータースポーツファンを取り込むことにも成功しているようです。 メカ的にも、ゴードン・マレーのブラバムBT46/2(または”/B”)よりも早く ”ファンカー”を登場させているなど、結構侮れない作品です。(これはシャパラル2Jを参考にしたんでしょうね) そういえば、富士のF1GPに轟鷹也を応援しに行ったという”架空ブログ”(残念ながら今は閉鎖)もありました。

 

 前半の地道なF1GP挑戦記も いいのですが、後半の怒涛の展開、すなわち、アメリカとソ連(!)が国家の威信を賭けてF1に参入、次第に形勢が不利になったアメリカが自国に有利なレギュレーションによるF0規格への移行を強引に認めさせ、そこにオイルマネーの中近東チームも参入して…という、荒唐無稽だけども さもありなんという展開の膨らませ方が自分は好きでしたね。 あと、イザベルな。(ふつう、ユーノーディエールで跳ね飛ばされたらバラバラになるけどな)

 そして忘れちゃならないのが、このエンディング。

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 夕日に向かって歩み続ける鷹也の心情を歌った「レーサーブルース」。 同じ夕日バック、同じ東映グループのシャリバンの「強さは愛だ」と並ぶ私のソウルソングです。

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